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2013年9月16日 (月)

新築年月日の問題

eyeglass 先日、酒田市の東北公益文科大学での研修会ですがテーマは『魔斬に助けられた夜』でした。
調査士会からの案内でも、このタイトルでしたがタイトルだけを見て欠席された人は残念でした…coldsweats01
タイトル部分のお話は、落語で言う”マクラ”でしたね。
本題は4つの設問に参加者数名が考えを述べ、それに対して山野目先生が解説をなさるスタイルでした。
eye 注目したのが新築年月日関する以下の問題
〔問4〕丁建物は、001号室から301号室までの区分建物が属する一棟の建物であり、2012年11月4日に完成した。001号室から301号室までを分譲した業者は、100号室の買手に対して、平成24年(2012)年分はもとより平成25年(2013)年分の固定資産税も納める必要が無いように取り計らうから、安価に分譲することができると説明して、これを分譲して代金の一部を受取った。11月初旬には管轄の表示登記専門官による事前実調も済んだところから、依頼を受けた土地家屋調査士は、同月中に001号室から301号室の表題登記を申請しようとした。しかし、関係者からは、その申請は、2013年1月になってからにして欲しい、という要請を受け、困惑している。
この土地家屋調査士は、どのようにすればよいか。

shadow なかなか現実的な設問ですが背景には、資料には記載が憚られる、深刻で身につまされる背景が有ることを先生から解説がありました。
大規模なマンションには事前実調をするのは初耳でしたし、2ヶ月後の新築年月日には流石に無理があるな…とsweat02

house 一般住宅の登記でも師走の建物登記は新築年月日で悩む事は珍しく有りません。
先生からの問いかけは、登記の新築年月日か、地元市町村等による調査により課税の起算日としているか?
これが地方によりバラバラだそうで地元の場合、建築確認の区域においては登記を待たず、課税漏れを防ぐ為か独自に調査し実態で課税されています。
dollar 借入のないお客様で年末に完成し、年明け後にノンビリ登記依頼を受けるケースも何度か有りましたが「既に市役所調査が来ていったので今年から固定資産税は払うでしょう」と言われたケースは何度も有ります。
新築年月日はこのように、固定資産税はもとより住宅ローン減税とも密接に関係し、当然ですが融資実行を急ぐ場合など色々と新築年月日も左右されるのが実情です。
因みに名寄(課税台帳)を見ると新築(建築)欄は、地元は年月まで、しか記載のない市町村も多いようです。

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コメント

B級調査士さん、早速解説付きで掲載いただきありがとうございました。内容は研修会に参加してみないとわかりませんね。
一応は別紙で補足させてもらっていたのですが。
 予想以上良かった研修会であったとと感じています、勉強になりました。
 これからも、よろしくお願いします。

投稿: 鶴岡 菅原 | 2013年9月19日 (木) 08時28分

eyeglass 私も近年にない良い研修会だったと思います。丸一日がかりで、庄内まで行った甲斐が有りましたsweat01

shadow 流石に出席者数は少なめでしたが”出席者と考える参加型”としては丁度良い人数だったと思いました_pencil

投稿: B級調査士 | 2013年9月19日 (木) 16時55分

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